ネットワークビジネスは、ご存じようにアメリカ発祥のビジネスです。
広大な土地であるアメリカでは、西部劇の映画でもよく見かけるように
幌馬車の時代からお客さまに直接商品を売って回る、『行商』
いわゆる、訪問販売がありました。




前述の記事の中でご説明したように、お店まで出向かなくても自宅で購入
できるのが便利な訪問販売ですが、
お客さまの中には、自宅に訪問されるのを好まない方もいらっしゃいます。
見知らぬ人を女性一人、あるいは、ご年配の方だけの自宅に招き入れる
というのは、物騒な世の中になってきたので、なおさらだと思います。

また、販売する側にとって、平日の昼間に飛び込みで家庭を訪問しても、
核家族化や共働きなどで、留守のところが多くなり、効率も悪くなりました。
一人で家庭を回るには時間も地域も限りがあります。

さらに、品質の悪い商品を無理に売り付ける悪徳業者がでてきて、
訪問販売の評判や信頼が悪くなる事件も起こりました。


そこで、これらの問題を改善し、長所である1対1の丁寧な対応を
最大限に生かしたビジネスシステムが生まれました。
それが、ネットワークビジネス(MLM)です。


ネットワークビジネスでは、その会社の製品の愛用者が、
その製品に興味がありそうな知人に製品の良さを伝えていきます。

いままでの訪問販売のように、全く見ず知らずの家をいきなり訪問して
興味があるかどうかも分からない製品を1から説明して売り歩くことはしません。
また、何度も同じ家に通って信頼関係を築く必要もありません。

このビジネスの長所は、製品に興味がありそうな人を選んで勧めるので、
全く聞く耳持たないこともありませんし、
信頼おける知人からの紹介だと、製品に対する信頼度も上がります。

だって、知人に粗悪品を勧める人なんていませんよね。



最初にこの販売システムを採用したのは、
アメリカ、カリフォルニア州の「ニュートリライト・プロダクツ」
(1934年カリフォルニアビタミン)だと言われています。

会社の製品を愛用してくれる消費者を販売員に起用して、
その販売員に新たな販売員を募集する権利を与えました。

そして、販売員が直接製品を販売した手数料以外にも、
自らが開拓した販売員たちの売り上げに対しても、
販売手数料を支払うとい新しい販売システムを開発しました。


【 まとめ 】

△ 訪問販売には、2つの問題点があります。
   訪問する家庭に限りがあること。
  信頼関係を築くには時間がかかりすぎること。

◎ ネットワークビジネスでは、
  製品の愛用者が興味を持ちそうな知人に勧め、
  その知人が販売員になることで、マーケットが広がります。

  このため訪問販売の2つの問題点をクリアしています。