現在、企業の多くがネットワークビジネスは、口コミを利用した効率のいい販売システムだということを認めています。だったら、全ての製品をMLMシステムで流通させたら消費者も安く製品が購入できて、いいのでは?と思いますね。ところが、口コミを成立させるのは結構難しのです。

口コミには、大きく分けて次の2種類あります。1 非商業的口コミ2 商業的口コミ

たとえば、友人同士の会話で「あの店のラーメンはおいしいよ」「あの映画面白かったよ」と、伝える側と伝えられた側に 金銭的な利害関係がない場合、これを非商業的口コミと呼びます。普通、このように報酬が発生しない自然な口コミでは、大きなマーケティングに発展しません。


最近では、報酬と引き換えに口コミをしてもらおうというビジネス、たとえば、ブログやツイッターなどに商品の感想を書くことで報酬がもらえたり、アフェリエイトのように商品の紹介をして注文がいったら報酬が発生するという成果報酬型広告ビジネスがでてきました。このように金銭的な報酬を伴うものが商業的口コミと呼びます。

しかし、このように報酬を目的とした意図的な口コミは、結果として質の悪い口コミを蔓延させることになるのではないかと懸念されています。

ネットワークビジネスでも、製品が紹介者によって売れた場合、紹介してくれた人に利益の一部を報酬として会社が支払います。実際に会社の製品を購入し愛用していることが前提です。

しかし、多くの人はお金が絡むと「自分はあの人からお金儲けのために利用されているのでは」と相手に不信感を抱いたり、「もしかしたら粗悪品を不当に高く売りつけているかもしれない」と自分が知人に商品を勧めることで、知人からの信用を無くすかもしれないという不安感が先にでてきます。このような不信感や不安感を取り除くことで、このビジネス(MLM)において、口コミが発生してくるのです。

つまり、実際に製品を愛用している知人が、自分の体験を元に製品の紹介をする。その知人が信頼できる人だったら、不安や不信感をも生れないでしょう。これで、2つの口コミがうまく成立するというわけです。だから、まず自分が製品の愛用者になることが前提となるのです。

あなたも、自分で使って満足できるものだったら、自信を持って友人知人にお勧めすることができますよね。


【 まとめ 】

◎ ネットワークビジネスは、非商業的口コミの問題を解決するため紹介者に報酬を支払っている。

◎ 商業的口コミでは、信頼されない場合が多いが、ネットワークビジネスでは商品の愛用者自身が紹介者(販売員)なってるので信頼されやすい。